皆さんは ”
コンクリート打ちっぱなしの物件” についてどういうイメージをお持ちでしょうか?
デザイナーズマンションに打ちっぱなしの物件は多く見られます。
スタイリッシュな内装から憧れている方も多いと思いますが
その一方で、「住みにくい」などという声もあります。
今回はコンクリート打ちっぱなし物件のメリット・デメリットをご紹介いたします。
■ 防音性に優れている
木造・鉄筋コンクリートより物質の比重が遥かに重い為、かなり防音性に優れています。
隣や上下階の生活音を気にしなくて済みます。
また、音楽を聴いたり、楽器を弾いたり、映画鑑賞が趣味である方にはおススメできるでしょう。
■ 広々とした空間を実現
打ちっぱなしの物件は、壁面のコンクリートで建物を支えているので、
柱が不要になります。
その為、広々とした空間を造り出せる事が可能になります。
コンクリート素材は耐火性に優れています。
なので火災保険もも木造住宅と比べ安くなります。
※およそ3分の1辺り
打ちっぱなしのデメリット
■ 夏場は暑く、冬場は寒くなりがち
コンクリートは熱伝導率が高く、外気熱が室内に伝わりやすいです。
そのため、室内が夏場は暑く、冬場は寒くなってしまいます。
エアコンで凌げますが、その分光熱費も他の物件と比べ高くなってしまうでしょう。
コンクリートは汚れが目立ちやすいです。
壁紙を貼ってるという事もまずないため、汚れてしまっても取替などできません。
汚れが気になってしまう方は、光触媒フッ素コーティングなどの特殊のな塗装剤などで、定期的にメンテナンスをしないといけません。
コンクリートの壁は結露しやすく、カビが生えやすいです。
もし打ちっぱなしの物件に住まわれる方は、湿気対策を入念に行いましょう。
■ 解体費が高い
大型重機を使って解体するため、必然的にコストがかかります。
まとめ
コンクリート打ちっぱなしの物件は、デザイン性に優れていても住み心地はイマイチという結果でしたね。
住み心地は良くしたいけど、どうしても打ちっぱなしの雰囲気がある所に住みたいという方は、そういうデザインの壁紙を貼ってみるのもアリだと思います。